ニットの豆知識 VOL.4

ニット製品 ニット製造のサンローレルの中島です。
冬物の現物生産に追われて、更新をさぼってました。
ひさびさに更新いたします。
ニットのゲージとは 編み機の上で1インチ(≒2.54cm)の中に
編針が何本入っているかの表示です。
7G(ゲージ)ですと1インチの中に7本の編み針、14Gでしたら、14本の編み針が
入っているということです。
したがいまして、数字が大きければ編目が細かくなります。
そして、編まれた編地はループを構成する中で、お互いの張力により、
編み下がった編地は巾方向が約80%になります。
つまり2.54cm×80%≒2cmという事になります。
ここから考えますと2cmの中の編目を数えればおおよそのゲージが分かるということです。
画像は7Gの天竺の編地ですが、ちょっとみにくいのですが、2cmの中に
編目が7つ入っています。
あくまでも通常の度目で天竺での判断となります。
縮絨や湯通しなどをした編地ですと若干違ってきます。
弊社、現場は冬物の最終の納品、春物のサンプル、
来秋冬の企画提案と追われています。
また、次回もまた、ニット雑学をご披露いたします。